アートメイクに興味があるけれど、MRI検査を受けられなくなるんじゃないの?って気になる方もいると思います。 刺青(タトゥー)をしている人は、MRI検査を受けられないって話を聞いたことがあるかもしれません。
アートメイクも刺青(タトゥー)と同じで、MRI検査を受けられなくなっちゃうの?って心配になりますよね。
今回は、その真相について詳しくお伝えしていこうと思います。
(アートメイクとはそもそも何?という方のために、こちらに基本の説明を書いています。👇
アートメイクとMRI検査について
MRI検査とは?
MRI検査というのは、磁気共鳴画像診断装置による検査のことで、体内を断面像として映し出す医療機械を使って行います。
MRI検査(磁気共鳴画像診断装置)、レントゲン検査を受ける際は、受ける前に必ず刺青(タトゥー)やアートメイクをしているかどうか聞かれます。
(妊娠中や妊娠の可能性がある方、ペースメーカーがある場合、体の中に脳動脈クリップなどの金属が入ってる方は、必ず医師へ報告しなければいけないのです。)
MRI検査の機械が強力な磁場を持っているから
MRI検査で使用する機械は、とても強力な磁場をもつ機械なので、金属成分に反応を起こしてしまう可能性があります。
ごくわずかだとしてもアートメイクで使用されている染料に金属成分(酸化鉄)が含まれるアートメイクは色素に含まれる金属成分が磁場におかれることで、火傷を起こしてしまう可能性があるということなんですよね。
結論 : アートメイクをしてもMRI検査は問題なく受けられる
アートメイクに使われる染料は、外国産・日本国内産とありますが、染料の種類によって含まれる金属成分(酸化鉄)の量が違い、酸化鉄の含有量によってMRI検査に影響があるとされています。
多くのアートメイククリニックでは、アメリカFDA(米国食品医薬品局)という厳しい基準の審査を通過した染料を使っていますが、このFDAに認められた染料であれば金属成分の量は本当にごくわずかなので、MRI検査も問題ないというのが結論ということです。
- アートメイクで使用される染料に含まれる金属の含有量はごくごく少ない。
- もしやけどをしたとしても、アートメイクは皮膚のごくごく浅い部分に染料を入れていくので、もしやけどをしたとしても、皮膚表面だけなので、赤くなったりする程度だと考えられる。
実際に、FDAに認められた染料であれば現在MRI検査は問題なく受けられています。
アートメイクを受ける際のクリニック選びとして、このFDA認可の染料を使用して施術を行っている、というのはクリニックを検討する際の条件に入れられて、事前に確認をされておくと安心じゃないかと思います。
(🍀 公式サイトにFDA公認の染料を使っていると提示があるクリニックや、尋ねた場合にちゃんと返答が得られるクリニックで受けられると安心ですよね。)
MRI検査を受ける場合は、各医療機関によって違いがあるので、必ず医師にアートメイクを施していることを伝えると良いでしょう。
アートメイクを受ける前にMRI検査を受ける or MRI検査後のアートメイクがおすすめ
アートメイクの持続期間はだいたいが1~3年弱くらい(個人差による)ですが、アートメイクを受けたいと考えられてる方で近い将来MRI検査やレントゲン検査を受ける予定がある方は、アートメイクを受ける前にMRI検査を受ける or MRI検査後にアートメイクを受けるのがおすすめです。
アートメイクを受けた後にMRI検査を受ける場合は、最低2ヶ月間を置く方が良いでしょう。
🍀 MRI検査を受ける予定があってアートメイクを受けたいと考えている方は、MRI検査を受けても問題ない染料を使っているかアートメイクのクリニックに確認されることをおすすめします。
まとめ
アートメイクを受けてみたいけど、MRI検査が受けられなくなったらどうしよう、って気になられてた方もいらっしゃると思いますが、 事前にFDA公認の染料を使用しているクリニックか確認をすることで、安心してアートメイクを受けることができますね。
このように、アートメイクを受ける際に知っておきたい知識やデメリットなど理解を深めた上で、ぜひアートメイクを始められると安心・安全ですね。
MRI検査の点も含めて、気になる点や不安な点があれば必ず担当の医師などに伝えておくと身体のリスクを最小限にできると思います。