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サロンなど医療機関以外は違法?アートメイクのメリットや知っておくべき副作用

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マロ眉じゃなくて自分の本当の眉毛のような仕上がりの満足度が高い自然で理想の眉などを数年維持できるということで、最近すっかり人気になっているアートメイク。

最近は芸能人やモデルさんの間で大流行していて、若い人だけじゃなく男女ともに幅広い年齢の方に人気になっています。

朝起きた時から理想の眉、メイクしなくても綺麗な眉毛をキープできる、水や汗で落ちないっていうことで今や日本中で注目されています。

ただよく知られていないのが、アートメイクは医療機関で行うことであって医療行為ということ。

医療機関よりも安く手軽にサロンでも受けることができますが、実は違法でこれまで数々のクレームが報告されているんです。

アートメイクには興味があるけど、施術を受ける前に知っておきたいアートメイクの基礎知識(デメリットや副作用なども含めて)についてお伝えしていこうと思います。

それでは、見ていきましょう。

目次

サロンなどの医療機関以外は違法?怖い副作用は?知っておくべきリスクなど

アートメイクと刺青(タトゥー)はどう違う?

アートメイクは、刺青(タトゥー)とは異なり持続性があり落ちにくいメイクのことをいいます。 皮膚の浅い部分に医療用の専用のニードル(針)を用いて微細な穴を開けてFDA(米国食品医薬品局)がきちんと認可した専用の色素を皮膚に入れるという医療行為です。

高度な技術を習得した医療従事者による施術で、皮膚のごく浅い部分(皮膚の表皮層)に専用のインクを入れていくので、自然で立体的で本物の眉に近い仕上がりが可能になりました。

メイクをしなくても、ナチュラルで本物のような理想の眉がキープできるのです。

医療アートメイクは、水や汗などで落ちることがなく、プールやスポーツなどで汗をかいたり水がついても、取れることがなく美しい状態を保つことができるのが大きなメリットです。

皮膚の層
引用元:https://www.s-b-c.net/lp/artmake/

刺青(タトゥー)と違うのは、刺青(タトゥー)は皮膚の真皮層(皮膚の表皮層よりも下の深い部分)にインクを入れていくので永久に消えることがありません。

アートメイクは、皮膚のごく浅い部分(皮膚の表皮層/表皮から0.02ミリくらい下)に専用のインクを入れていくので、肌のターンオーバーが起こるので数年経つにつれて色が薄くなっていきます。

医療目的のメディカルアートメイクとしても活躍

医療アートメイクは、眉毛や唇やアイラインなどの美容目的だけでなく、幅広く活躍しています。

乳がんの術後の乳輪・乳頭、皮膚の白斑や傷跡、無毛症やがん治療の副作用などで脱毛・薄毛で気になり悩んでいる場所も自然にカモフラージュできるので、現在全国の多くの悩んでいる方々に元気を与えているのです。

アートメイクは医療行為

現在、医療機関以外の美容サロンなどでアートメイクを受けられる場所もまだありますが、実はその安さに惹かれてトラブルや皮膚の損傷などの被害が後を絶たないのが現実です。

実際に国民生活センターなどに多数被害相談がきており、全国で約120件に上っているほど。 アートメイクを行う施術機器は原則「医療機器」で、国の許可なく販売すると薬事法違反に当たるのです。

医師の管理・指導の元、医療知識・経験豊富なレベルの高いアーティストが施術を行います。

アートメイクに興味がある方は、確かな技術を持った医療資格者がいるクリニックで施術してもらいましょう。

アートメイクのメリットは?

毎日すっぴんから理想の姿で笑顔が増えて自信が持てる

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アートメイクには、眉だけでなくアイラインやリップなどいろいろありますが、やっぱり毎日どんな時もすっぴんが常に理想の姿でいられるので、すっぴんに自信が持てるようになり笑顔が増えたという方が多いです。

また、「毎朝のメイクの時間を短縮できて気軽に外出できる」というメリットもあります。毎朝のメイクの時間の中でも眉毛のメイクが失敗したら書き直して時間を取っているって方も多いと思います。

たった数分のメイク時間でも、省略できたらすっごく便利ですよね!

眉だけじゃない、リップや生え際など、男性にも人気

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アートメイクをすれば、アイラインをすればすっぴんから目が大きくなるし、リップだったら薄いのが気になってる方は唇が厚くなって魅力的になれるし、ハッピーがいっぱいですね。

最近では実は生え際や頭皮やヒゲなどのアートメイクも注目されていて、男性の間でも密かにアートメイクがしたい!って方が増えてきているんですよ。

最近のアートメイクの技術は、眉でしたら1本1本描くマイクロブレーディングなどの技法で行っているので、不自然な眉になることはないんです。 素顔でも違和感がない仕上がりなので、メイクしなくても自信が持てるようになりますよね。

自分好みにカスタマイズできる

最近のアートメイクの技術は技術が高いので、自分好みの形にカスタマイズすることが可能です。

「ナチュラルな太眉がいい」、「韓国人ポップスターのような眉がいい」、「眉山がカーブしている形がいい」、「芸能人の〇〇のような形が希望」など、それぞれのご希望に合わせてデザインすることができます。

眉があまり生えていない麻呂眉のような方でも、骨格の位置から導き出した黄金比を用いてデザインしたアートメイクも可能です。

眉のカラーを自由に選べる

眉のアートメイクは、眉の形はもちろん、眉のカラーも選択することが可能です。

ヘアカラーに合わせてブラウン系にしたり、黒髪であればブラックに近いカラーを選ぶなど、ご希望の自然に馴染んでくれるカラーを選ぶことができます。

形のデザインはもちろんですが、眉は顔の額縁とも言える部分で印象を左右するパーツなので、ご自身にぴったりのカラーを選んでくださいね。

アートメイクのデメリットは?

アートメイクの持続期間は永久ではない?

アートメイクは、刺青(タトゥー)と違って皮膚のごく浅い部分(皮膚の表皮層/表皮から0.02ミリくらい下)に専用のインクを入れていくので、肌のターンオーバーが起こるので数年経つにつれて色が薄くなっていきます。

個人差は多少はありますが、基本的に2、3年くらいで徐々に退色していきます。

肌のターンオーバー(新陳代謝)とともに少しずつ色素が抜けていきます。完全に消えるわけではないですが、生活習慣や体質などによって変わりますが薄くなっていきます。

アートメイクは永久的な効果はないので、アートメイクの効果を持続させるために定期的なリタッチが必要になります。

アートメイクが薄くなる原因は肌の新陳代謝にあるので、冷え性の方や傷の治りが悪い方のなかにはアートメイクが消えにくい傾向があり、 逆に、汗をかきやすい方や代謝が良い方はアートメイクの持続期間は短くなりやすいと言われています。

すぐに消すことはできない

アートメイクは、専用のニードルを使用して皮膚の中にインクを入れていくので、もしデザインや色に納得がいかずに消したくなってもすぐに消すことができません

アートメイクの入れ方やインクや深さやその方の体質などによって、完全に残らずに消すことができるわけではないのです。

消去しようとすると、施術した時よりもっとお金と時間を要する(レーザーや特殊な除去剤を使用)のと、アフターケアなどの問題によって痕が残ってしまう場合もあります。

ですので、アートメイクの施術前のデザインや色決定はしっかり施術者と相談して、きちんと納得した上で施術を受けるようにしましょう。

完了までに2~3回の施術が必要

アートメイクは、アートメイクが肌に馴染むまでに、最低でも2~3回は施術を受ける必要があります。 施術の回数を分けて少しずつ色を入れることで、より自然な仕上がりになるのです。

眉のアートメイクの後はアフターケアをしっかりと

眉のアートメイクを行った後は、傷ついているので肌が敏感になっています。気になって触ってしまったり擦ったりしたくなりますが、感染症を避けるためにも不衛生な手で触ったりしないようにすることが肝心。

洗顔やメイク落としはアートメイクを行った眉毛の部分を避けて行うようにし、眉のメイクは施術後1週間は禁止です。 リップのアートメイクの後は、きちんと予防をしないとヘルペスが発症する確率が90%だと言われているので予防がポイントです。  

アートメイクを受けるのに注意が必要な方

アートメイクはしようと考えられている方の中で、必ず主治医の許可を得る必要がある場合があります。 加えて、アートメイク施術者への申告も必要です。

POINT!
  • アレルギー体質の方
  • 妊娠中・授乳中の方
  • 抗がん剤治療中の方
  • 目や目の周りの手術をしたことがある方
  • ケガや病気で通院中の方

そして、肌が弱いという方もアートメイクの施術者にきちんと伝えておきましょう。事前にパッチテストを行い、肌との相性を確認してから施術を受けることも可能です。

美容施術や美容整形を受けている方は時期をずらしましょう

お肌のアンチエイジングなどでヒアルロン酸やボトックス注射などを受けたりする方もたくさんいらっしゃると思います。

プチ整形や美容皮膚科などのサービスを受ける予定がある場合、アートメイクのデザインが希望通りにならなかったり、代謝が上がることでインクが定着しにくくなる可能性もあります。

こういう美容皮膚科や整形などのサービスを受けた場合は、3週間以上期間をあけてからアートメイクの施術を受けるようにされた方がいいです。

アートメイクを受ける時にクリニックを選ぶポイントは?

気になるアートメイクですが、どんなクリニックを選択すればいいか知っておきたいです。 アートメイクを予約する前に、クリニック選びのポイントをしっかり押さえておきましょう。

アートメイクは立派な医療行為なので、自宅や美容サロンなどで取り扱われているアートメイクは安価ではありますが違法です。

医師または医師の指示のもと看護師が施術をしているクリニックを選びましょう。

  • 衛生管理が行き届いているかどうか
  • 施術前のカウンセリングやアフターケアが充実しているか
  • クリニックの実績を確認しましょう
  • アートメイクは、手彫り?マシン?

衛生管理が行き届いているか

アートメイクの施術において、たくさんの患者さんの肌に触れるものは常に清潔にし、衛生管理を徹底しているクリニックが多いですが、 施術前に、受けられるクリニックがきちんと清潔に保たれているかをチェックしてみると良いと思います。

施術前のカウンセリングやアフターケアが充実しているか

アートメイクの希望のデザインやカラーを妥協せずにしっかり施術の担当者と話し合って、不安な点がないようにして施術を受けるのはもちろんですが、 それだけでなく、体質やアレルギーや体の状態、現在何か治療中であるとか、必要な点は担当の医師や施術担当者に必ず伝えるようにしましょう。

そして、施術後のアフターケアや小さな不安でも丁寧にフォローしてくれたりカウンセリングがあるかチェックしておいた方がいいでしょう。

特にアートメイクは施術後すぐに消すことができないですし、アートメイクは身体に長い期間残るものなので、アレルギーが出ることもゼロではないのでそういう点でも丁寧にアフターフォローなどカウンセリングしてくれるクリニックだと安心ですよね。

クリニックの実績を確認しましょう

アートメイクは、皮膚に専用のインクを入れていく医療行為。なので、施術を担当する医療従事者がどこでどのくらいの技術を習得しているか、またクリニックの症例はどれくらいかなどをしっかりチェックしておくことが大事。

クリニックの症例がたくさんあるということは経験豊富な医療従事者が施術を行うということなので、より信頼できるということ。施術を受ける前によく見極められると良いですよね。

アートメイクは、手彫り?マシン?

アートメイクには、二つの方法があって、「手彫り」と「機械(マシン)彫り」の施術があります。 仕上がりの希望や施術をする場所によって、施術法が変わってくるので、クオリティの上下はなくどちらも適していると言えます。

最近は、希望によって施術方法を選ぶことができるクリニックが多いです。 また、仕上がりやご希望によって手彫りとマシン彫りを併用できるクリニックも増えてきています。

どちらの方法を選んでも、眉毛を一本一本丁寧に描いてくれるので、本物のようなナチュラルで美しい眉を仕上げることが可能です。

クリニックによって取り扱いの針の種類や太さが違うので、ご希望のイメージやカラーやデザインに合う納得できるところを選ぶと良いでしょう。

まとめ

最近、女性だけでなく男性の間でも人気になってきて大注目のアートメイク。 インスタグラムなどのSNSでも、気軽に受けられてすっぴんに自信が持てる施術ってことですごく話題になってきています。

クリニックの過去の施術例をチェックして、ご自分の希望されるデザインに近いものはあるかどうか、あとはアートメイクの施術の件数はどれくらいあるのかを見てみましょう。

メリットやデメリットをしっかり知った上で、検討されることをおすすめします。

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